2021年10月11日月曜日

VFD管IV-21 spec sheet

 IV-21の仕様書です。忘備録として画像に変換して保存しておきます。

フィラメント電圧 : 2.4V 35mA

アノード、グリッド電圧 : 27V 12mA

1と10pinがフィラメントだが、1がカソード、10がカソード、シリンダーの内面の導電層とのこと。1ピンがカソードということは、10pinをGNDにするということだろうか。



 



2021年10月9日土曜日

FUTABA 6桁ドットマトリクス蛍光表示管(VFD)

FUTABAの6桁ドットマトリクスVFDが届きました。

凄く透明なガラス管の中に精密な配線がされてあり大変美しいです。

 Aliでの購入ページには何も情報が無いため、例によっとインターネットで情報を探します。ブログでコードを発見したので表示そのものは簡単にできましたが、応用が効かない。具体的にはCGRAMにデータを入力し任意の図を表示させたいということ。液晶キャラクタLCDで良く使っていた機能です。

https://github.com/davll/futabavfd8 に仕様書が置いてあるのを発見。仕様書へのリンク 

正に探していたものです。これがあれば後はコードにするだけになります。(GitHubの使いかたが良くわかっていないのでQiita記事へのリンク)

 ESP-01をArduinoでコーディングしています。STM32でも使いたいのでC言語スタイルでコーディングしました。

回路図です。


蛍光は綺麗ですね!

2021年10月2日土曜日

VFD管(IV-12)時計の作成

ニキシー管時計をもう一つ作りたいのだが、価格が高騰している。昨年購入したときは6pcsでUS$25だったが、今はUS$40位になっている。(IN-12で)

ベッドサイドに置く時計のため、めがねがなくても見えて常時光っていてくれれば良い。ニキシーでなくとも良いので、ここは勉強のためにVFD管を使用してみることした。フィラメント電源が必要でちょっと高い駆動電圧が必要であるため少し面倒そうで嫌厭していたのだが、良い機会だ。VFDは現役だし価格高騰の可能性も少ないだろうし、なんなら中古機器からのはぎとりしても使える。

文字高は20mm位は欲しいためIV-22を使うことにした。IN-12と同形状であるため作成済のニキシー管時計のケース加工を流用できるのがポイント。


フィラメント(5, 12)に電圧を加え熱電子を放射させる。グリッド6に電圧を加えて熱電子を加速させ、各エレメントに電源を印加することで発光制御するらしい。0Vで消灯、グリッド電圧で発光となるらしい。

 スペックとしては、
表示桁数        : 4桁、HHとMMの間の:は無し
コントロール    : ESP-01
IO拡張            : 74HC595 x 2
GRID, フィラメント駆動 : TBD62783 x 2
フィラメント電源 : 市販モジュールXL6009 DC 5-32V to DC 1.2-35V Adjustable Step Up Down Module Boost Buck Converter Power Supply
駆動電源 : XL6009 DC-DC Booster module Power Supply module output is adjustable Super LM2577 step-up Module

電源は市販品でやっつける。DCDCコンの設計ができるようになりたい。


回路

動くかどうか。VFD管が届くまでのデバッグ用に基盤を作成することにする。74HC595で出力ピンを増設して、トランジスタアレイTBD62781Aで駆動する。74HC595とトランジスタアレイの接続が順番ではないのは、実装時の利便さによるもの。

 基盤


基盤はMF70のY軸ストロークの関係で40数mmしか基盤幅が取れない。基盤は100x40mmとして配置を考えた。ICの向きが上下しているが片面基盤でジャンパーを少なくするために工夫したつもり。固定ジャンパ5本(赤)、空中線2本(白)となった。空中線は0にしたいところだが力至らず。

 Gコードを作成したので明日基盤加工する。