GRBLにてCNC化したProxxon MF70に原点復帰用のリミットSWを取り付けました。SW配線をステップモータの動力線から離しておくと大丈夫なのですが、一緒に束ねてしまうとSW配線にノイズが入り、SWがONしたと誤認識してしまい軸が停止してしまいます。
配線がごちゃごちゃだったのでスパイラルチューブで動力線とSW線をまとめたところ、軸を動かした瞬間に軸停止してしまいます。
ノイズ対策は本家GRBLページに記載されています。
まずは100nFのコンデンサを付けてみました。
対策無し |
100nF付き |
ノイズの電圧変動は低下しましたが、これでも誤動作してしまいます。次にフォトカプラを使用して実験してみました。写真はありませんがこちらは問題なく動作しました。
そこでSWインターフェース基板を作成することにしました。
回路図 |
配線 |
切削 |
ハンダ付け |
CNC Sheildに接続 |
フォトカプラには手持ちのTLP627を使用していますが、何でも良いと思います。原点SW以外にも、Resume, Hold, Abort/Reset, E-STOP用のI/Fを用意しています。これらのスイッチは重要ですので原点SW同様ノイズ対策はしっかりしておきたいところです。
動作試験 |
3軸分の動力線と原点SW配線を束ねていますが、問題無く動作するようになりました。ちなみに原点SWの配線は単線ですが問題無く動作しています。今度シールド線に交換する予定です。
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